醤油わんたん麺
青森市野尻の
「青森中華そば オールウェイズ」におじゃましました。
先月６月１５日、青森市にオープンした新店です。
店主は札幌の超人気店
「Japanese Ramen Noodle Lab Q」出身ということで
相当の期待をもって行って参りました。
開店時間１５分前の到着で７人目。
入店時にはざっと２５人ほどの行列。
駐車スペースが広いのは嬉しいですね。
席数はカウンター６席、
2人がけテーブル２卓と４人がけテーブルが１卓。
店内はカフェのようなお洒落な内装です。
スタッフは若い店主さんと女性店員さんが２名。
しっかり声が出ていてとても愛想が良いです。
厨房の様子をみていると
一杯一杯を丁寧に仕上げているため
配膳まで要する時間は結構長め。
しかし、そこをきちんと
接客の良さでカバーしているところをみると、
修行先の接客教育がしっかりされているのでしょうね。
Qにもいつか行ってみたいなあ。
注文は食券制。
メニューは鶏豚出汁の醤油と、
煮干し出汁の塩にトッピング、
サイドメニューの構成です。
煮干ベースの塩の方が出ているようでしたが、
おすすめは醤油らしいので先ずは醤油から。
ということで、
醤油わんたん麺（９６０円）をいただきました。
ラーメンを構成する材料や産地に関して
一部でしょうけど公表されています。
かなり素材を吟味されていることが窺えますが、
タレに生揚げ醤油を使用している店って
この辺ではめずらしいですね。
生揚げ醤油は加熱処理なしの醤油なので
長期保存が効かず一般にはあまり出回らないはずです。
業務用で販売している醸造元が
青森、秋田にもあるのでしょうが何処なんでしょう。
その辺の情報知っている方いたら教えてください。ｗ
スープの完成度は素晴らしいの一言。
鶏、豚、醤油ダレ、香味油は複雑な味で
トリュフオイルなんかも使用しているでしょうか。
正に旨味と香りの四重奏ですね。
厳選素材の各々が主張しながらも
互いに引き立て合い一つの作品を成しています。
本当に旨い。
麺は国産小麦を使用した自家製麺で、
毎朝打ち立ての麺を使用しているとのこと。
麺長が長く、しなやかなコシと
ぱつっと歯切れの良さが特徴的な細ストレート麺です。
チャーシューは低温調理の豚ロースと
鶏むね肉が１枚ずつ。
どちらもしっとり柔らかく
素材の味を活かした優しい味わいに仕上げています。
チャーシューの下に太メンマが２本。
魚介醤油風味の味付けで
鶏豚出汁スープのアクセントになっていますが、
アクセントが必要ないくらい
スープだけで完成されていると思いました。
ちょっといまいちだったのはワンタン。
餡に特徴がなく、皮の茹で加減もお粗末で
２個で＋１８０円は高すぎですね。
塩も食べたいので
少し混雑が落ち着いた頃に再訪したいと思います。
ごちそうさまでした☆
