「小倉食堂」
手打中華とおぐらのカレーのカレーセット
青森市浪岡の小倉食堂におじゃましました。
店構えから店内の雰囲気まで昭和の香りがブンブン漂っている
鄙びた老舗の食堂です。
１４時過ぎの訪問で先客なし。
つけっぱなしのテレビの音が小さく鳴っているだけで
人の気配すらしません。
すいませーん！
と、声を張り上げたら
奥の座敷の方からのそっと若いにいちゃんが出てきました。
上下スウェットで、髪の毛はボサボサ、
いかにも寝起きといったの風貌です。
きっと店主の息子かお孫さんが店番していたんだろうな
と、思いつつ
スウェットのにいちゃんに
手打中華とおぐらのカレーのカレーのセット（７００円）を注文。
ここはカレーが有名な店らしく
「おぐらのカレー」が固有名詞的な役割になっています。
奥には店主さんがいるんだろうなと思い
厨房に向かって首を伸ばしてみるもよく見えません。
もしかして、本当に、
昭和の店構えとは裏腹に、
ボサボサのスウェットにいちゃんが店主？
そして、配膳。
見た目はオーソドックスな浪岡的中華そばですね。
多少豚と魚介の風味はあるものの、
塩気も出汁感も無いお湯っぽい味わいのスープ。
麺は鹿内の細麺だと思いますが、
スープが味気ないので
上手に茹でたインスタント麺くらいにしか感じません。
完全に肩透かしを食わされたような一杯ですね。
老舗の見た目に騙されました。
カレーも然り。
人気という割には
しょっぱいだけでどこにでもありそうな味です。
まあ、７００円というコスパは評価できますかね。
ごちそうさまでした☆
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