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ラーメンと晩酌のブログです

カドヤ食堂 総本店 【大阪府大阪市西区】


「カドヤ食堂 総本店」

 中華そば
 
西長堀のカドヤ食堂におじゃましました。
 
大阪を代表する中華そばの名店です。
 
 
品川から新幹線で新大阪へ。
 
地下鉄を乗り継いで千日前線西長堀に到着したのは14時過ぎ。
 
平日の地下鉄は東京と違ってガラ空きだったし、
 
時間帯的にもそんなに待たないだろうと思っていましたが、
 
中待ち3名、外待ち4名で30分弱待ちました。
 
 
待っている間にメニューを見て先に注文します。
 
中華そば(880円)、ワンタンメン(1130円)、
 
黒豚煮豚トッピング(1000円)など値段設定は高め。
 
ワンタンメン、チャーシュートッピングにすると2130円です。
 
高級中華料理屋のラーメンですな。
 
 
高くて旨いだけだと当たり前、
 
口に合わなかったらどうしてやろうか。
 
なーんて、ハードルを上げそうになるところなんですが、
 
店員のお姉さんの接客が非常に丁寧で、
 
しかも器量が良いときたら
 
ハードルなんてどうでもよくなってしまいました。
 
 
さて、テーブル席が空いたので相席かなと思っていると、
 
徐にお姉さんが曇りガラスの仕切り板をテーブルの上に置き、
 
どうぞこちらの席へ、と。
 
ラーメン屋でこれは初めてですね。
 
しかも老舗の人気店で混雑しているにも関わらずです。
 
 
人気店ともなれば、ややもすると客に不快感を与えるような
 
ぶっきらぼうな接客をする店もでてくると思いますが、
 
ここまで気を遣われると逆に恐縮してしまいますね。
 
 

 

 

シンプルに麺の旨さを追求した王道の中華そば。
 
 
ラーメンの鬼と呼ばれた故人・佐野実が立ち上げたラーメン店
 
支那そばや」の流れを汲むだけあって、麺への拘りを感じる一杯です。
 
店内奥には製麺所があり、打ちたての麺を使用しているものと思います。
 
国産小麦を使用し香り高く、
 
しなやかなコシとつるつるの食感が楽しめるよう、
 
通常よりもかなり長めの麺長に切ってあります。
 
 
スープは動物系と魚介のダブルスープで旨みが濃く、
 
麺と共に引き上げられる醤油とラードの芳ばしい香りが堪りません。
 
 
チャーシューは部位の異なるところが2枚入っており、
 
とろとろの脂身が甘くてすごく美味しい。
 
黒豚煮豚トッピング1000円を思い出しました。
 
国産黒豚のいいものを使用しているのでしょう。
 
スープに浮かぶ油分もこの豚に由来するものでしょうから
 
香りも良くなるはずです。
 
 
メンマは穂先メンマを使用していてシャキシャキした食感を楽しめますが、
 
メンマ特有の臭みが残った濃いめの味付けで
 
スープの中ではちょっと浮いた存在に感じました。
 
 

 

 
丼は少な目でするっと胃袋に収まり、
 
食べ歩きには丁度良い量なのも嬉しいですね。
 
 
今度は拘りの麺をつけそばでいただいてみたいです。
 
ごちそうさまでした☆
 
 

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