味玉醤油
弘前市山崎にある
「らぁ麺 くろ田」におじゃましました。
元「麺屋 たか木」が店名を変えて
今年6月にリニューアルオープンしました。
店内は以前の殺風景な内装から、
ウッド調のお洒落な内装にリフォーム。
待合スペースも設けられていて、
完全に見た目は流行のラーメン店です。
女性店員さんもいて、
以前とは見違えるほど雰囲気が明るくなりました。
全く違う人がやっている店なのかと思いましたが、
弘前経済新聞に記事が出ていたから
店主さんは「たか木」と同じ方のようです。
ビシッと身なりを整えて、
声もハキハキ出ているせいか別人に見えました。
メニューは☆☆(現ながれぼし)を踏襲した
煮干中心から芳醇鶏豚系にガラッと方向転換。
味玉醤油(850円)をいただきました。
香ばしく芳醇な醤油の香りと、
動物系出汁の旨味を前面に出したスープ。
濃厚ながらもキレ味がよく、
甘い鶏油との一体感も申し分ありません。
舌を火傷するくらいの熱々で提供されるので、
もう少し温度を下げるとより香りが引き立つと思います。
麺は自家製の低加水中細ストレート。
スープとしっかり馴染んで、
コシのあるモチパツ食感が最後まで持続。
小麦の香り、かん水の風味がしっかりと活かされています。
麺量が多めなのも嬉しいところ。
レアチャーシュー、メンマ、ネギの扱いも良いですね。
盛り付けや切り方の技術が向上すれば
さらに満足度が増幅するはずです。
強いて言えば、
トイレの芳香剤の香りがきつすぎて
人が出入りするたびにラーメンの香りが
フローラルな香りに置換されるのが気になりました。
今後の展開が気になるお店が誕生しました。
ごちそうさまでした☆