飲まずにやってられっか。

ラーメンと晩酌のブログです

麺屋 謝

f:id:nomazuni:20190729081956j:image

地鶏そば+半熟味玉

南津軽郡藤崎町

「麺屋 謝(いやび)」におじゃましました。 

6月28日にオープンした新店です。

 

nomazuni.hatenablog.com

金木の「軽食喫茶 驢馬」のラーメン部門が

独立開業した形になります。

 

開店に先立って、

SNS等の情報をもとに

店主さんは東京新小岩の超有名店

「麺屋一燈」の系列の出身ということがわかりました。

 

nomazuni.hatenablog.com

修行先は小岩の「豚骨一燈」のようですが、

数年前に一度訪問した際には、

煮干系のメニューの提供はなかったと思います。

 

「麺屋一燈」もつけ麺が主体の店で

現在提供しているような濃厚煮干が主戦力ではないはず。

 

となると、

「伊吹」「いづる」

「つきひ」「陽はまた昇る」など、

東京濃厚煮干中華界のトップを走るお店とも

つながりがあるようなので

これらの店舗がルーツになっているのは間違いないでしょう。 

 


f:id:nomazuni:20190729081948j:image

さて、

開店翌週の火曜日18時半の訪問で

先客8名、待ちなく着席。

行列を覚悟していたので一寸拍子抜けです。

 

まあ、車じゃないと来にくい場所だし、

交通量も多い分離帯のある

片側2車線道路に面しているし、

駐車スペースも限られているため、

(隣のセブンは駐車厳禁)

過剰な行列は出来ないのが普通でしょう。

 

今度からも夜をねらって来よう。

 

と、思っていたら

すぐに夜営業は中止となってしまいました。

仕込が追いつかなかったのでしょうか。

 

その後、何度かお昼の訪問を試みましたが

満車&外待ち列をみて断念。

しばらくの間は開店を狙うか

運よくタイミングがあわないと

車での訪問は大変そうですね。

 


f:id:nomazuni:20190729081959j:image

入り口近くに食券機とセルフの給水機があります。

席数は縦長直線カウンターに9席。

ワンオペを想定しての設計だと思いますが、

今の混雑ぶりを見るとワンオペでもきつそうです。

この日は開店直後と言うこともあり

驢馬のおやじさんとお母さんの3人体勢でした。


驢馬で濃厚煮干はいただいていたので、

今回は地鶏そばの醤油味をいただきました。

和え玉(200円)は食券制ではなく、

着席後に現金払いで注文するシステムのようです。

 


f:id:nomazuni:20190729081950j:image

小さめの白い丼での提供。

盛り付けが若干雑に見えますね。

 

まずはスープから。

比内地鶏と青森シャモロックでとった出汁は

芳醇な鶏の旨味に溢れ、

津軽では他に類をみない一杯に仕上がっています。

 

が、

出汁と鶏油先行で醤油ダレのキレが悪く、

内に籠もっているような印象を受けました。

また、

鶏特有の臭みが残るのも気になりましたね。

 
麺は全粒粉を使用した細ストレート麺。

風味がしっかりしていて、

パツンと歯切れの良い食感も◎。

 

も、

麺同士が丼の中で絡まっていて

麺を引き揚げる際にストレスを感じました。

細かいところですが

改善すれば麺の食感がさらに良くなると思います。

 
チャーシューは低温調理の鶏と豚。

ふわっと柔らかい鶏ムネ肉に、

しっとり溶けるような豚肩ロースが1枚ずつ。


メンマは柔らかい穂先部分を使用。

ネギはスープに浮かせた白ネギと、

中央に飾った青ネギ。


味玉は半熟からやや固めの

黄身まで味が染みた熟成タイプ。


和え玉も注文する予定でしたが

スープが余り残らなかったことと、

胃が満足してしまったのでやめました。

先に食券を買っていたら

無理して食べて胸焼けしていたかもしれないので

後注文制で丁度良かったです。

 


f:id:nomazuni:20190729081953j:image

一寸ハードルを上げ過ぎたかもしれませんね。

若干厳しめの評価になってしまいました。

 

店主さんのSNSを拝見していると

煮干出汁の配分や限定メニューなどを

日毎アップしており、

なかなかストイックな姿勢が窺えます。

 

同時期にオープンしたオールウェイズと並んで

青森に新しい風を吹かせるのは間違いないでしょう。

両店の今後の展開が非常に楽しみです。

ごちそうさまでした☆

 

 

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 青森県情報へ
にほんブログ村

 


青森県ランキング