飲まずにやってられっか。

ラーメンと晩酌のブログです

麺や つかさ

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くさいとんこつらーめん

五所川原市中央の

「麺や つかさ」におじゃましました。

 

FBの青森ラーメン情報で気になるラーメンがあり

早速行って参りました。 

こちらに訪問するのは約3年ぶりになりますね。

前回は「特製にぼにぼ」をいただきました。

 

nomazuni.hatenablog.com

さて、

「くさいとんこつらーめん」

これは正に私が求めている豚骨ラーメンです。

旨い食べ物はくさい。

くさい食べ物は旨い。

豚骨ラーメンはくさくてなんぼです。

 

ライト系豚骨と称される

くさくも大して旨くもない紛い物がもてはやされている時代、

堂々とくさいと言い切り

煮干大国青森に殴り込みをかけてきた

二代目グリル谷店主は尊敬に値します。

 

くさい豚骨ラーメン好きとしては絶対に食わねばなりません。

 

限定なので売り切れたら元も子もないと思い

開店間もない11時過ぎに訪問。

 

店内に入った刹那、

東京都豊島区は大塚の「ぼたん」を思わせる

強烈な豚骨臭が漂ってきました。

 

nomazuni.hatenablog.com

苦手な人はこの臭いだけでアウトです。

豚骨専門店ではないので

他のメニューを食べにくるお客さんもいるはず。

この限定が終わるまでは客足が遠のくかもしれません。

それを覚悟でのくさいとんこつだとしたら

店主の漢気を認めざるを得ません。

 

 


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「にぼにぼ」

「とんとん」

マハラジャ

「齊藤さん」

「このブタ野郎らーめん」など

文字だけ見ても内容がよくわからない個性的なメニューが並ぶ中、

「くさいとんこつらーめん」はかなりど直球なネーミングです。

 

私が「とんこつらーめんバリカタで」

と、注文したところ、

店主「とんとんじゃなく、くさい方ですね?」

と、聞き返されたので

私「はい、くさいの、くさい方のとんこつです」

と、くさいを連呼する羽目になってしまったので

注文の際は略さずに初めからしっかり「くさい」

も入れた方が良いと思われます。 

 


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ルックスは完璧。

写真からも臭いが立ち込めてきそうです。 

 

スープを一口。

ポップには和歌山風と書いていましたが

どちらかというと博多長浜寄り、

いや、久留米ラーメンですかね。

 

スープそのものは臭いというよりエグ味や収斂味、

すなわち雑味を前面に出した豚骨といった感じです。

油分多めでこってりしてはいるものの甘味(=旨味)が少なく、

その物足りなさを塩分で補おうとして

さらに豚骨の風味をマスクしてしまうという悪循環がみてとれます。

また、和歌山風とするなら

もう少しまろやかで甘味のある醤油ダレを合わせて欲しかったです。

 

一方、麺のアンモニア臭は好きな人には堪らない強烈なものでした。

臭いのはスープよりも寧ろ麺のかん水に由来するアンモニア臭で

麺を啜るたびにつーんときます。

慣れていないと「これあめでらんでね?」ってなると思います。

 


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替え玉(100円)はやわで注文したところ、

かん水風味も麺の旨味も飛んでしまったので

くさーいのを堪能したいならバリカタ、ハリガネがオススメです。

逆に苦手な方は初めからやわで注文するという手もありますね。


具材はチャーシュー、青ネギ、木耳とシンプル。

ニンニク、紅生姜、ゴマ、高菜漬けなど

専用トッピングがないのは残念でした。

 

いつまでの限定かは分かりませんが

このレベルの豚骨ラーメンは貴重です。

くさくさ豚骨好きの方は是非。

ごちそうさまでした☆

 

 

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