金の半熟煮玉子中華そば
「伊藤商店 泉ヶ丘店」におじゃましました。
仙台中心部で行列がなく、
駐車もできて、
家族連れ３世代が入れる店はなかなか思い当たらず、
泉ＩＣ近くでみつけたのがこのお店。
県内で３店舗を展開し、
仙台朝ラーのパイオニアとして知られる店で、
この間「みずさわ屋」に行った際
陸前落合駅周辺の店をチェックしていたときに
伊藤商店の名前をみつけて朝ラー候補店としてメモっていました。
泉ヶ丘店は国道４号の富谷市との丁度境目付近の
住宅街に少し入ったところにあり、
駐車場は店の前に５台と、少し離れた場所に７台分あります。
店内はほぼ満席で、我が家は７人。
小さな子供もいたので小上がり席を希望したのですが、
１卓４人の小上りが同時に２卓空くまでとなると時間がかかるため、
カウンターと小上りに別れて座るよう促されました。
わかりました。
と、指示に従い分かれて座って配膳を待っていると
小上りがもう１卓空いたようです。
しかし、
店員さんは私たちのことは全く意に介せず
次の客を小上りに案内しだしました。
まあ、回転を上げるために仕方ないのは分かりますが
気配りできる店とできない店があれば
できる店に行きたいと思いますよね。
メニューはあっさりの「金」、
背脂入りの「白」、
醤油ダレを効かせた「黒」、
極にぼ、味噌、辛味噌など。
食券制です。
朝ラーは５００円とお得ですね。
限定２５食ですが細麺も選択できるそうで
太麺が得意でない私の両親は細麺で注文していました。
私は「金」の煮玉子入り（７９０円）と
サイドメニューから温玉丼（１９０円）をいただきました。
配膳されてから気付きましたが、
煮玉子に温玉ってどんだけ玉子好きなんだっていうね。
しかも、宿の朝ごはんでも温泉玉子１個と
子供が残したオムレツまで食べてるし。
若くないんだから気をつけないと。
さて、
「金」に輝く透明なスープはあっさりしつつも旨味が濃く、
後に貝出汁のような軽いエグ味があります。
塩ベースかなと思いましたが
おそらく薄口醤油を使用した醤油ダレを使用していると思います。
塩分濃度も丁度良く柔らかな風味で口当たりが良いスープでした。
もちもちプリプリの多加水太縮れ麺を合わせ、
脂身とろける柔らかバラ肉チャーシューをトッピングする
喜多方スタイルのラーメンです。
小松菜の緑が入ることで彩りよくみえますね。
メンマは少し雑な仕上がりでした。
温玉丼は至って普通。
メニューの写真に比べると大分海苔が少ないです。
ラーメンの味玉はスープとイマイチ合わない味付けでした。
再訪は無いと思いますが記憶には残る一杯でした。
余談。
私たちの隣でビール飲んでいたお父さん。
ご近所さんなんでしょうか。
まだ幼稚園くらいの小さい子供と一緒に来ていました。
丁度店を出るタイミングが同じになったのですが
見事に車を運転して帰って行きましたよ。
それを見ていたうちの子供は
あー、あの人飲酒運転だ。
といっていましたが、
あちらさんの子供はどう思っているんでしょうか。
きちんとした大人に育ってほしいなあ。
ごちそうさまでした☆
