「和風もつ料理 あらた」
西中島南方の和風もつ料理あらたにおじゃましました。
久しぶりの大阪です。
金曜日の仕事を終えて、
青森から大阪伊丹空港、路線バスで新大阪へ。
ホテルに荷物を置くや否や
駅を出て徒歩2、3分、
少々お店を探して歩きましたが無事暖簾を発見。
こちらのお店は予約不可で
開店前から行列ができるというもつ料理の人気店です。
21時過ぎの到着で1人待ち。
行列ができてたらあきらめようと思っていたし、
丁度お客さんが出るところですぐ入れたのでラッキーでした。
この時間はねらい目なのかな。
店内はL字カウンターのみで奥の3席が禁煙席らしいですが
席間が非常に近いし、店も広くないし、
分煙と言えるのか疑問。
60前後くらいのご夫妻でやられているようで、
少し強面のご主人は
時折大阪弁で常連さんと会話を交わし談笑していますが、
一見の私には興味がない御様子。
さて、何を飲もうか。
注文のタイミングをはかりながら、
いい感じにくたびれた壁のお品書きを眺めていると
おかみさんが忙しそうにおしぼりを出してくれて
なににします?と。
とりあえずビールに、
一緒に店に入ったお隣さんにならって煮こみを注文。
ビールはクラシックラガー中瓶。
煮こみ。これだけで店の実力が分かる逸品。
色んな部位が入っていてとろとろ柔らか。
塩味で程よくこってりしているのが後をひきます。
別盛りのネギと一味が一緒に提供され、
ネギは小鉢一杯分盛り放題。
もう、煮こみだけおかわりして飲んでいたい。
そうも言っていられないので、生肉喰わねば。
チレ刺し。牛の脾臓。
ふわふわの食感と新鮮な血の味。
牛・豚のレバ刺しが食べれなくなったこの時世、
これは貴重。涙がでそう。
ミノ湯引き。生姜醤油にレモンで。
湯引きというかほぼ生ですな。
焼いて食べるのもいいですが、生肉独特の食感が最高。
ここで、日本酒でもいただこうかと思ったのですが、
お客さんをみていると、
ほぼ全員ハイボールを注文しているんです。
それもただのハイボールじゃなさそう。
メニューには「特製ハイボール」とあります。
差し出されたレモン入りのコップに
キンキンに冷やされた得体のしれない透明な酒を
9分目以上までどぼどぼと注ぎ、
を表面張力まで注ぐという、
どう考えても一般的なハイボールとは違う飲み物。
甲類焼酎をベースにいろいろブレンドしているような気がしますが、
レシピは門外不出のようで謎に包まれています。
体感的にはアルコール度15%くらいかなと思いましたが、
2杯でそこそこ酔っぱらったところを見るとそれ以上でしょう。
めちゃくちゃ美味しいわけではないですけど、
ここに来たら飲んでしまいますねー。
もつ料理はすべて小皿1皿400円。
周りが食べていたタンシチューやテールシチュー、
串焼き、心のたたきなど
魂が揺さぶられるメニューがあったのですが、
次のお店の閉店時間が迫っていたのでここで終了。
新大阪に来たら絶対また来たいと思います。
ごちそうさまでした☆
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