タンメン
東京都杉並区西荻南にある
「はつね」におじゃましました。
「神」と称されるタンメンを求めて行って参りました。
西荻は4年前にぷらっと立ち寄ったことがありましたが、
相変わらず情緒あふれる渋い街並みです。
まだ早い時間だからかほとんどのお店は閉まっていて
人もほとんど歩いていませんでした。
お店の前に来ても開店15分前で待ち客ゼロ。
黙って待っているのも寒いので
ぶらぶらと駅前の飲み屋街を散策して
開店5分前に戻ったところ5名の先客が。
危ない危ない、
6席しかない店で1ロット目を逃すところでした。
注文は迷うことなくタンメン(750円)。
和食職人のような、
ピシッと白衣に身を包んだ店主さんに注文を告げ配膳を待ちます。
支払いは先払い制。
1度に作るのは2杯までのようで
1巡目に入店したとはいえ6番目だったので
配膳まで20分強かかりました。
さあ、いよいよ神とのご対面。
きらきらと油の玉が光る無色に近い淡い色合いのスープは
見た目通り雑味がなく、
あっさりすっきりとした味わい。
塩のコク、ミネラル感がはっきりと舌に残り、
シンプルながらもビシッと一本芯が通っています。
麺は中細ゆる縮れ麺。
熱々のスープにも伸びにくく、
最後までシコシコぷりぷりの食感を楽しめます。
具材は野菜のみ。
人参や、キャベツの青いところが彩りのアクセントになっていますね。
食べやすいサイズに切り揃えていて、
生では無い、しっかり火の入ったシャキシャキ食感。
臭みも全くありません。
神と言うには少し大袈裟かもしれないですが、
非の打ちどころがなく、
あっさり系タンメンのお手本のような一杯でした。
絶対他のメニューも旨いはず。
しかし、
なぜタンメンだけがこうも人気になったのでしょう。
ごちそうさまでした☆