秋刀魚の濃ゆい煮干しそば+煮玉子
弘前市豊田にある
「秋刀魚煮干し蕎麦 高倉」におじゃましました。
102号から弘前運動公園へ入る交差点、
ラーメン屋や居酒屋が短期間で入れ替わる場所に
先月オープンした新店です。
弘前経済新聞の記事によると、
ゼットンやビリーを手掛ける
ノンズカフェの系列のようですね。
たかはし中華そば店や高崎にあったにぼShin.でも
修業を積んでいたって書いてありましたけど、
じゃあなんでノンズカフェ?w
夜7時過ぎに訪問しました。
店の外には魚出汁の良い香り。
スタイリッシュな外観も好印象です。
店内は窓に面したカウンターが6席に小上がりが3卓。
待合スペースもあり、スペースを広く使っていて窮屈さがありません。
メニューは秋刀魚の濃ゆい煮干しそばを筆頭に、
煮干しと鯛、まぜめんの構成。
券売機とメニュー表で微妙に表記が異なるのが
気になってしまう性格です。
オープン当初は濃ゆい中華そばのみの提供でしたが、
現在は煮干しと鯛も始まったようです。
丼の縁にはレモン。
ナルトの陰には大根おろし。
ラーメンのトッピングとしては斬新ですね。
レモンを絞る手間がかかるのと、
大根おろしの量が少ないのがネックですが、
双方とも煮干しの苦味をマイルドにし、
甘さを引き立てる効果があり
よく考えられたトッピングだと思います。
一方で、これらの薬味がなくとも
十分完成された濃厚煮干白湯に仕上がっていると思いました。
秋刀魚煮干し以外にも
数種類の煮干しをブレンドしているのでしょう。
動物系スープとのバランスも良いです。
麺は低加水のモチモチした中太平打ち縮れ麺。
美味しい麺です。
麺量がもう少し多いと満足度がさらに上がると思います。
ざく切りにしたネギは見た目にも映えるし、
風味や食感がビターな煮干しによく合っています。
チャーシューは低温調理の鶏むね肉と豚ロースが1枚ずつ。
しっとりした食感で食べやすいのですが、
味付けにもう一工夫欲しいところ。
そのためのレモンだとしたら
予めチャーシューにレモン風味をつけた方が良いかもしれません。
煮玉子はしょっぱ過ぎでした。
具材は及第点ですが
スープと麺のクオリティは高いと思いました。
近々あっさりの方もいただきに参ります。
ごちそうさまでした☆