味玉白ふじそば
「荒町商店中華そば ふじやま」におじゃましました。
「桜木製麺所」からのはしごです。
こちらのお店に辿り着くまでに
数店のラーメン店があり、
「結び」、「こいけ屋」に行列ができていました。
さすが激戦区ですね。
次回仙台遠征の課題店にしたいと思います。
「ふじやま」にも外待ちが発生しており
店内待ちも合わせると9人目に接続したのですが、
途中、我が物顔で割り込んできた
マナーのマの字もない
おっさんおばさんグループのせいで
12番目になってしまいました。
しかも、このおっさん、
灰皿もないのにプカプカ煙草吸い出すので、
露骨に煙を払う動作をしたら
ほんの少し離れた場所に行ったけど、
吸い殻どこに捨てるか見ていたら
店の中までもって行ってゴミ箱に捨てやがった。
暑さとDQN客にイライラするも、
店内の涼しさと、
愛想の良い女性店員さんのおかげで
ちょっとすっきり。
店内はUの字型のカウンターに12席。
席間、通路が狭いため人が移動する度に
背中に何かがあたります。
厨房スタッフ2名にホールスタッフ1名。
配膳まで20分弱なので回転は良い方ですね。
注文は食券制。
メニューの説明も書かれていて見やすいですね。
一番人気は濃口の「追いサバ節そば」のようですが、
連食ということもあり
あっさりの「白ふじそば」を味玉つきでいただきました。
夏限定の冷やしメニューも結構出ていましたね。
こちらのお店は煮干にこだわっているようで、
使用している煮干の種類を店内に掲示してあります。
あっさりの白ふじそばは
上品な甘味のある白口煮干をメインに使用していて、
醤油ダレには香川の淡口醤油を使用しているそうです。
酸味も苦味もなく柔らかな味わいで、
青森県民にしてみたら
え?これが煮干し?
という第一印象ですが、
追い煮干しとして使用している
青口煮干し由来のわずかなエグ味によって
全体がぼやけず引き締まったスープに仕上げられています。
麺は九州豚骨で使用するような
低加水タイプの細ストレート麺。
かん水風味は抑えられていて
淡麗なスープによく合っています。
大盛りの設定はなく、
替玉を注文することを前提にしているのか
麺量も少なめでした。
チャーシューは低温調理の薄切り肩ロースが2枚。
レア状態のしっとり柔らかな食感もいいですが、
熱が入ってプリンと弾力のある食感も◎。
少々塩気が強いものの豚の風味を損ねておらず
久しぶりに旨いレアチャーを食べた気がしました。
チャーシューの下に隠れているメンマは
柔らかい穂先部分を使用。
甘い味付けが、スープやチャーシューの
塩分を上手く調和しています。
味玉は黄身まで味が染みた半熟。
ネギや海苔の具合も良かったです。
次回ははしごを我慢して
追いサバ節に、替玉、〆の肉めしの
フルコースをいただきたいと思います。
ごちそうさまでした☆