濃厚とんこつ醤油 幡家
弘前市高崎の
「麺屋 幡」におじゃましました。
家系の限定メニューがお目当てです。
※現在は終了しております。
相変わらず休日の幡は激混みですね。
11時20分の時点で列が店外まではみ出していました。
覚悟を決めて並んだものの、
待ち客の多くはテーブル待ちの
グループ客だったらしく
数組通り越して、然程待たずにカウンターに案内されました。
予定通り限定の食券を購入。
850円は少々高めとも思えましたが、
大盛無料で小ライス付きの価格なので
幡にしては寧ろ良心的な部類かな。
家系と同様にスープの濃さ、
脂の量、麺の硬さを調整できますので
濃いめ多めで注文しました。
スープを覆う黄金色の鶏油が
丼の黒に映えて何とも美しいルックスです。
バラ肉チャーシューと
うずらの玉子は壱系を思わせますね。
さて、お味の方はというと、
決して悪くないのですが
味濃いめにしたのは失敗でした。
「初めての店で濃いめは危険」
という教訓を活かせていませんでしたね。
ギンギンに主張する
塩化ナトリウムとグルタミン酸で、
他の構成要素がよく分からなくなってしまいました。
かなり強烈な醤油ダレです。
麺は味噌系で使っているものと同じでしょうか。
もっとかん水臭い低加水麺の方が合いますね。
専用麺の開発を期待します。
チャーシューは薄手のバラロールが1枚。
ほうれん草は新鮮で量も十分。
海苔はデフォルトで2枚です。
うずらの玉子が入っているのを知りつつ、
ばんばん券を使って
味玉をトッピングしたつもりだったのですが
うずらの玉子3個以外に味玉らしきものは見当たりませんでした。
スルーされたか、
若しくは、
一つだけ大きめのうずらの玉子が
実は味玉だったのか。
デフォの海苔は家系用に調達したと思われ、
大判で張りが強く風味も良い
家系向けのものだったのですが、
別皿で供されたトッピングの海苔は
通常通りのスープに溶けやすいフニャフニャの海苔でした。
ライスやニンニクとの相性が良いのはもちろん前者で、
枚数は少なくとも同じ海苔をトッピングして欲しかったです。
家系専用の味変アイテムとして
ニンニク、豆板醤、すりゴマがセットで配膳されます。
願わくば、
家系に限らずこれらのアイテムは
常時卓上に置いて欲しいところ。
まあ、
細かなところを挙げたらキリがありませんが、
資本系の下手な店に比べれば十分旨いと思います。
準レギュラーくらいに定着してくれることを期待しています。
ごちそうさまでした☆