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ラーメンと晩酌のブログです

SOBA HOUSE 金色不如帰 【東京都渋谷区幡ヶ谷】


「SOBA HOUSE 金色不如帰」

 そば
 
幡ヶ谷の金色不如帰におじゃましました。
 
 
東京遠征初日の昼は1件だけにしようと思っていましたが、
 
昼の営業時間に間に合いそうだったので幡ヶ谷に向かいました。
 
 
新宿から京王新線に乗り換えようとしたら
 
人身事故があったらしく各停が運休になっていたので、
 
笹塚で下車してバスで幡ヶ谷に降りました。
 
東京でバスに乗るのは久しぶりでしたが、
 
バスの方が小回りが効いて便利かもしれませんね。
 
 
さて、
 
金色不如帰は金色になる前の不如帰時代、
 
ミシュランにも掲載される前の4年前に一度訪問したことがありますが、
 
店構えや店内はほぼ以前のままですね。
 
行列を覚悟していましたが
 
平日の14時過ぎとあってか並びはなくすんなりと着席できました。
 
もしかすると人身事故の影響もあったのかもしれません。
 
 
メニューは前回とあまり変わっておらず、
 
醤油味のそばと塩そばにつけそば、限定ラーメンの構成。
 
未食の塩そばにしようかとも思いましたが、
 
基本醤油が好きなので前回と同じそば(850円)を注文しました。
 
 
厨房で店主さんと助手さんが無言ながらに絶妙な連携で黙々と仕事をしています。
 
黒を基調にした店内は照明も薄暗く、
 
閉塞感と共に独特の緊張感が漂っています。
 
ラーメンを食べるのにあたり
 
どこか崇高な場所に来たかのような感覚です。
 
 
 
 
ラーメンという範疇を越えて料理として完成されたラーメン。
 
4年前にいただいたときも感動しましたが、
 
さらに高次元な一杯を堪能することができました。
 
 
スープのベースは蛤出汁と動物系出汁のダブルスープ。
 
セップ茸やトリュフオイルなどが加わり、
 
それが徐々にスープに溶け込んでいくことで
 
スープを啜るたびに異なる香りと旨味が現れます。
 
 
麺は全粒粉を使用した細麺。
 
やわ目の茹で上げは評価が分かれるところかもしれませんが、
 
決してコシがないわけではなく、
 
滑らかな食感とスープとの絶妙な絡みはこの柔さがあってこそなのでしょう。
 
 
具材はローストポークっぽいチャーシュー、
 
青ネギと白髪ネギ、細切りメンマ。
 
 
麺や具材に強いインパクトはありませんが、
 
ラーメンを構成するすべての具材が相乗効果で味を高め合っていて、
 
食べ始めてから食べ終わるまでの抑揚がはっきりしているというか、
 
一杯のラーメンにストーリーがあるというか。
 
彦麻呂風に言うと、
 
正にラーメン界のオーケストラやー。みたいなね。
 
 
 
 
 
ミシュラン東京2018では26店舗のラーメン店が掲載されたようです。
 
ゆっくりと全店制覇してみたいです。
 
ごちそうさまでした☆
 
 

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