「多賀野」
中華そば
荏原中延の多賀野におじゃましました。
１２月に連休がとれたので東京、大阪で食べ飲み歩きしてきました。
今回は仕事抜きで時間がたくさんあったので、
行列覚悟で超有名店を中心にピックアップすることに。
羽田空港に降り立ってまず向かったのはこちら。
駅を出るとすぐ行列が目に入ってきます。
外待ち１２人で着席まで約３０分はやや回転が遅いかな。
丁寧な仕事ぶりで一杯を仕上げるのに時間がかかるようですね。
多賀野というとしばしばメディアでも取り上げられ、
女性店主が一代で東京を代表する名店を作り上げたということで有名ですが
この日は厨房を見渡してもどこにも女性の姿はありませんでした。
すると、隣に座った常連さんと店員さんの会話が耳に入ってきて、
どうやら店主さんは体調を崩して最近まで入院されていたとのこと。
早い回復をお祈りいたします。
メニューは中華そばの他にも塩そば、酸辛担麺、つけそば、
さらに限定麺もあり、トッピングも充実しています。
中華そば（７００円）を煮玉子入り（１００円）で注文しました。
絶品としか言いようがない味わい深い芳醇なスープ。
出汁の素材はすべて厳選された食材を使用しているのでしょう。
良い素材で丁寧に仕上げた究極のスープですね。
と、スープは非常に印象に残る美味しさだったのですが、
麺や具材など他の要素がスープを受け止めきれていないというか、
スープの旨さに追いついていないというか。
特に、全粒粉を使用した中太ストレート麺は歯ごたえが硬く
まるでつけ麺用の麺を食べているみたいでした。
つけ麺にしてもこれだけ硬い麺はあまり好みではありませんがね。
力強いスープを受け止めるためにそうしているのかもしれませんが
個人的には麺のポテンシャルを発揮しきれていないと思います。
店主さんが居なかったせいもあるのかな。
チャーシューは歯ごたえを残した薄めのロース。
メンマ、味玉は甘めの味付け。
のりの香りがよいアクセントになっていました。
超有名店とあってちょっとハードルを上げ過ぎてしまったかもしれません。
機会があればまたおじゃましたいと思います。
ごちそうさまでした☆
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