東京都武蔵野市は吉祥寺にある
「エイヒレ」におじゃましました。
ハモニカ横丁内にある立ち飲み屋です。
戦後の闇市をルーツにもち、
入り組んだ細い路地の周囲に
飲食店などがびっしりと軒を連ねています。
こじんまりとした店や屋台風の店が多く、
昭和の香りが漂う中にどこか都会的な新しさも感じられ、
とても良い雰囲気の横丁です。
何件か行きたいお店をピックアップしてきたので
どこにしようかと先ずはぶらぶら横丁内を物色することに。
ハモニカキッチンに、コパンダ、美舟、万両、などなど。
どこも良い感じでしたが、
「お兄さん、空いてますよ!どうですか!?」と、
呼び込む元気なお姉さんの声につられて、
こちらのエイヒレさんに入ることにしました。
2階もある立ち飲みスタイルの居酒屋で、
カウンターと小さいテーブルが何脚かあり、
私が入ったときは4、5人しかいなかったお客さんが
徐々に増えて行って、30分もすると
トイレに行こうにも、外に出ようとしても
肩と肩が、おしりとおしりがぶつかり合う
プチ満員電車状態に。
そんな状態でも、お姉さんは通りを歩く人に、
「空いてますよ~」と声をかけています。
さすがは東京だなあ。
とりあえず生ビールを発注しつつ、
アテを物色。
ビールはサッポロ。いい泡立っています。
おすすめメニュー。
カキフライ。
からりと揚がった小ぶりな牡蠣が4つ。
付け合わせなし。
拘りの三ツ矢ウスターソースと練り辛子で食べる
男気感じるカキフライです。
調理担当は店主さんでしょうかね。
常連さんと賑やかにおしゃべりする
元気なお姉さん店員さんとは対照的に、
黙々と厨房で包丁を捌きフライパンを振り続ける
ちょっと強面の男性です。
少しだけお話させていただきましたが、
温和な口調でとても優しい方でした。
刺身はカンパチ、ヒラメと、
もうひとつは失念。
お酒は厳選された全国の銘酒が7銘柄。
秋田が2つもあるのに青森がない…。
ので、青森の酒をアピールしておきました。
秋田のまんさくの花と、
富山の三笑楽をいただきました。
ようやくお酒も回ってきて、
隣のお客さんとも打ち解け始め、
さあ、もう少し飲もうかな、
と、思っていると
先述のごとく、店内は正にすし詰め状態になり、
こりゃ、とても長居する状況じゃないなと退店。
店の外までお客さんがあふれかえっています。
ビールと日本酒2杯、アテが2品で、
勘定は1400円。
店をでてから、あれ?と思いましたが、
まあいいよね。
ごちそうさまでした☆