特製煮干らーめん薄口醤油味
東京都八王子市にある
「煮干鰮らーめん 圓」におじゃましました。
東京遠征2杯目は都内屈指の超人気店です。
八王子には初めて立ちましたが、
都心に比べてどこか懐かしさがあるというか、
まあ田舎者とっては全然都会なんですけど、
なんだか落ち着く感じがします。
有名なラーメン店もたくさんあるし、
ご当地ラーメンもあるし、
東京に住むならこの辺りに住みたいなー。
さて、
お店までは八王子駅北口から歩いて6分ほど。
12時半の到着で中待ち5名外待ち2名と
思ったほど混雑していませんでした。
回転もよく着丼まで10分ちょっと。
カウンターのみ7席と席数は少ないですが、
席間や待合スペースを広めに取っているため
混雑していても窮屈感がないし、
超人気店であっても全く驕りを感じることのない
腰の低い丁寧な接客も印象的でした。
メニューは薄口醤油味の煮干らーめんと、
濃口醤油味の昔ながらのらーめん、
塩味らーめん、つけ麺にトッピングの構成。
超人気ラーメン店のカレーもどんなものか気になるところです。
特製煮干らーめん(1150円)をいただきました。
まずは見た目の美しさ。
素人写真からでも丼から放たれるオーラが伝わってきます。
その端正なルックスとは裏腹に、
スープを一口飲んだ瞬間に広がる煮干の波。
思わず、うおっ、って声がでてしまいました。
煮干の苦味やエグ味が嫌味なく旨味ともに溶け込んでいて、
あっさりな見た目からは想像できないほどの
パンチが効いた味わいです。
醤油ダレは薄口醤油に魚醤でしょうか。
甲殻類のような独特のクセがありスープを特徴づけています。
スープの温度がぬるく感じましたが、
それはきっと、
一口目から旨味や風味を最大限に感じられるよう
試行を繰り返したどり着いたベストな温度に違いありません。
麺は全粒粉のつるぱつ細ストレート麺。
がっちりとスープを受け止める存在感のある麺です。
玉子をたっぷりと使用しているらしいですが、
あまり玉子感は感じられませんでした。
丁寧に作り込まれたチャーシューも絶品。
煮豚ではなくオーブンで調理した焼豚とのことで、
しっとりと弾力のある赤身部分はもちろん、
味が染み込んだ脂身がとても美味しかったです。
以前は肩ロースだったようですが、
おそらく今のロースの方が
このラーメンには合っているんじゃないですかね。
ネギ、メンマ、味玉も非の打ち所なし。
全てが完璧。
エモい。
もとい、エモーショナルな一杯でした。
ごちそうさまでした☆