元祖醤油
「孝百」におじゃましました。
せっかくなので大館でもう１杯。
以前はもう少し西のイオンタウンがある辺りに店舗がありました。
移転したことを知らず元の店舗の方に行ってしまい、
食べログで移転先を確認すると
大館の人気店「佐藤中華そば楼」のほぼ真向いじゃないですか。
なんだか、不穏な空気を感じますね。
毎日バチバチ火花を散らしていたらどうしましょう。
さて、
１３時過ぎの訪問でカウンター９席と
小上がり４卓が満席で待ちも出る繁盛ぶりです。
券売機や店のレイアウトは姉妹店だけあって八助に似ていますね。
一方で厨房は八助に比べると大分広く
大きな冷蔵庫とスープが入った寸胴が何個もありました。
仕込はすべて孝百で行っているのではないでしょうか。
スタッフは短髪痩せ型の男性と大柄な男性の２名体制。
店主らしき男性は以前八助でも仕事をしていました。
あまり愛想はよくないですね。
見た目で人を判断してはいけませんが
どことなく威圧的なオーラが漂っています。
さて、
メニューは八助と若干異なっていて
あっさり煮干しの「元祖醤油」、
豚骨煮干の「ゴクニボ」、
豚骨メインの「とんこつ醤油」、
二郎系の「ガッツリ醤油」がレギュラーです。
ゴクニボが人気のようですが
連食だったのであっさりの元祖醤油（並６２０円）をいただきました。
スープは濃いめに醤油ダレを効かせた煮干ベースのスッキリ味。
煮干由来の酸味がありさっぱりといただける反面、
複雑さがなく抑揚に乏しい印象を受けました。
「山城屋」の後というのもあると思います。
連食の順番を間違えましたね。
麺は八助でもお馴染み、
うどんすれすれの多加水ふにゃもち中太ストレート麺。
賛否が分かれる麺だと思いますが個人的には好きな麺です。
チャーシューはバラ肉を短軸方向に薄くカットしたものが５枚。
八助でも良い時と悪い時がありますが
作り置きの冷凍保存でしょうか。
ドライな食感で水分と一緒に旨味も飛んでしまっていました。
卓上にある豆板醤がなかなか刺激的でした。
本来、ゴクニボやとんこつ醤油など
こってり味のラーメン用の味変アイテムなんでしょうけど、
少量であればあっさりの元祖醤油でも
出汁味が損なわれずピリ辛旨なスープに変化します。
次回は「ガッツリ」をいただきに参ります。
ごちそうさまでした☆
