佐藤中華そば楼 【秋田県大館市】

「佐藤中華そば楼」

　みそ（並）+辛みそ

 

秋田県大館市の佐藤中華そば楼におじゃましました。

せっかく大館に来たんでもう１件。

 

大館を代表する有名店ですね。

 

実に訪問は９年ぶりです。

 

当時は土日祝定休昼営業のみと

 

なかなかタイミングを合わせるのが難しいお店でしたが

 

現在は月火定休の１８時まで通し営業となっていて、

 

だいぶハードルが低くなりました。

 

店構え、店内の様子は殆ど変っていませんね。

 

メニュー、トッピングの種類は少し増えたでしょうか。

 

前回は「中華そば」をいただいたので、

 

今回はみそ（並）（７８０円）にしました。

 

トッピングに辛みそ（６０円）をチョイス。

 

値段設定は少々高めですかね。

スープにはたっぷりの胡麻と檸檬片が入っており、

 

能代の名店、十八番の系統であることが伺えます。

一口目の檸檬のインパクトに少々違和感を感じましたが、

 

食べ進めるごとに酸味と共に比内地鶏の旨味が顔を出してきて、

 

胡麻やみその香りもはっきりと感じることができました。

 

あっさりさっぱりレンゲが止まらない、

 

これはなかなかクセになる味です。

 

麺は低加水の白っぽい細めのストレートで、

 

硬めに茹でた素麺のような食感。

 

花巻で食べたさかえや本店の「満にら」の麺に近いものを感じました。

 

チャーシューは薄めの肩ロースが３枚。

 

柔らかくスープの味がよく馴染んでいて

 

ご飯に合いそうなチャーシューです。

 

具材は他にネギ、メンマ、海苔。

 

サクッと柔らかい太メンマは

 

魚介風味が強めで独特な味付けですね。

 

辛みそは別皿で提供され、

 

溶かすとニラとニンニクの風味が広がって

 

スープの印象がガラッと変わります。

 

 

また、辛いものに酢を入れると辛さがまろやかになるように、

 

辛みそを入れると檸檬の酸味が目立たなくなるので、

 

まったく別なラーメンを食べているみたいでした。

 

 

車で１時間、弘前から山を一つ越えるだけで

 

全く異なるラーメン文化がある大館。

 

またおじゃましたいと思います。

 

ごちそうさまでした☆

 

 

 

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