チャーシューメン
「いろは食堂 古川支店」におじゃましました。
創業50年超。
本店の方は開店前から行列ができることで有名な
宮城県を代表する老舗食堂です。
本店には及ばないと思いますが、
古川支店も昼時には駐車待ちの車が列をつくっていて
他県ナンバーも多く見受けられました。
暖簾をくぐると広い土間に
6人掛けと4人掛けのテーブルが計6卓に小上がりが3卓。
仕切りを挟んで右手に厨房の様子を伺えるのですが、
さながらドラマのセット。
まるで昭和前期へタイムスリップしたかのような光景があります。
メニューは中華そば、
チャーシューメン、五目中華に、
親子丼やチャーハンなどのご飯ものもありました。
店内の壁にはこんなに貼らなくてもいいのに、
ってくらいカレンダーが貼られています。
チャーシューメンをいただきました。
スープは鰹節と煮干の香ばしい魚出汁に
鶏出汁の旨味と甘味が加わり、
強めにかえしを効かせた甘じょっぱい蕎麦汁のような味わいです。
麺は低加水の細ストレート。
無かん水麺でしょうかね。
つるつると滑らかな食感で、
冷麦のような風味と喉越しの良さが特徴的でした。
チャーシューは鶏。
厚めにカットした皮付もも肉が6,7切れ。
程よく脂が抜けていてさっぱりといただけますが、
キリッと辛口の醤油ダレが染み込んでいて、
途中から塩気しか感じなくなってしまいました。
サービスで白菜の浅漬も供されますが、
これもなかなかに塩辛い。
白飯を注文すれば良かったです。
住宅街の中でひときわ目立つノスタルジー全開の店構え。
店の歴史を感じながらいただく一杯でした。
ごちそうさまでした☆