飲まずにやってられっか。

ラーメンと晩酌のブログです

酒肆 番 【宮城県仙台市青葉区】

f:id:nomazuni:20190405111932j:image

仙台市青葉区本町の

「酒肆 番」におじゃましました。

 

中央通りを北に、

広瀬通と定禅寺通の丁度真ん中あたりで

右に入ると「番」と書かれた提灯が目印。

繁華街からは少し離れたところにある

隠れ家的居酒屋です。

「酒肆(しゅし)」は酒屋という意味。

 

にごり酒専門店」という

なかなかニッチな店ということで予てから目をつけていました。

 

「源氏」ですでに日本酒を4杯飲んでいたので

大分足にきておりましたが

狭い階段を上って2階にある店の扉をあけると

意外と店内は広め。

右手にお座敷、左手奥にカウンター。

古民家風の造りで調度品にも凝っておられます。

開放的で広い厨房は

余り店の雰囲気には合っていないような。

 

若いマスターと奥様でしょうかね、

女性店員さんのお二人で切り盛りしているようです。

 

マスターが若いためか客層も若く、

カウンターには大学生くらいの一人客と

30代くらいのカップルが静かに楽しんでおられました。

 

こちとら酔っぱらいのおじさん2人組。

入る店を間違えたかしら。

と思いましたが、

初めての客と察してくれたようで

優しくメニューや店の説明をしてくれました。

 

宮城の地酒から

全国各地から取り寄せたマイナー酒まで

にごり酒どぶろく合わせて

常時20-30銘柄を用意。

 

この日はありませんでしたが

 「白神のだぐ」や「三戸のどんべり」も

時期によっては置いてあるそうです。

 

さて、

先ずはおすすめの濁酒をいただこうと思いましたが

気になるメニューが。

 

「ギリン」。

どぶろくをビールで割った飲み物だそう。

これはなかなかいけますね。

ビールの爽快感を残しつつ、

どぶろくの米の甘味や発酵感を残しつつ。

乾杯向けというよりは

〆や酒と酒の間の口直しに良さそうな感じです。

 

お通しは蟹汁(クリガニだったかな)。

めちゃくちゃ出汁が出ていて美味。

胃が活きかえりました。

 


f:id:nomazuni:20190405111954j:image

3件目だったのであまり腹にたまらないアテで。

 


f:id:nomazuni:20190405111950j:image

連れのオーダーは「う巻」ならぬ「あ巻」。

穴子を巻いた玉子焼きです。

あまーいタレとつけ合わせのガリがよく合います。

 


f:id:nomazuni:20190405111936j:image

続いては宮城のお酒、

「萩の鶴」のうすにごりを燗で。

 

にごり酒のお燗は飲んだことがなかったので

おススメの銘柄をお願いしたのですが

これは冷やで飲んだ方が旨かったかな。

 


f:id:nomazuni:20190405111940j:image

ネーミングで選んだ長野のお酒。

ジンライムのようなお月様?

 


f:id:nomazuni:20190405111944j:image

こんな夜に…

発車できないなんて。

 

ではありませんでした。

 

美味しいお酒だったので

帰ってからネットで探してみたところ

運よくラスト数本のお店を見つけてゲット。

まだ、冷蔵庫に眠っています。

 

 

短い時間でしたが楽しむことができました。

もう少しアルコールが入っていない状態で

またおじゃましたいと思います。

 

ごちそうさまでした☆