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ラーメンと晩酌のブログです

sobabar Ciliegio


「sobabar Ciliegio」

 soba alla 担々
 
弘前市元長町のsobabar Ciliegio(ソババルチリエージョ)におじゃましました。
 
昨年オープンした創作系イタリアンラーメン店です。
 
Ciliegioはイタリア語で桜。
 
カフェレストランのような小洒落た店構えは
 
一見するとラーメン屋には見えません。
 
 
店主さんは東京などでイタリアンの修業を積んだ方のようですが、
 
何故に煮干の国青森でイタリアンなラーメンを?
 
と疑問に思っていました。
 
初めは真新しくて客も来ると思うけど
 
所詮はキワモノでだんだん飽きていくんじゃない?
 
なんーて、コンサバティブな私は
 
否定的な先入観でしばし静観をきめ込んでいたところ、
 
知人の話や訪問者のレビューなどをみていると
 
結構な高評価じゃないですか。
 
ということで行って参りました。
 
 
メニューは醤油soba、セサmiso sobaの他に
 
日替わりの気まぐれメニューが数種類あります。
 
つけそばにも変更できるようです。
 
トッピングは味玉、細竹煮、チャーシュー、ローストポーク
 
 
初めてなのでレギュラーメニューにするべきなんでしょうけど、
 
日替わりメニューからsoba alla 担々(950円)をチョイス。
 
さらに、トッピング全部のせの
 
オールスター(400円)で注文しました。
 
が、味玉が切れていたため、
 
味玉以外で300円にしていただきました。
 
 
 
 
芸術作品のような斬新で美しいルックスです。
 
食べてみて思ったことは、
 
果たしてこれをラーメンと呼んで良いものかどうか。
 
今までこのようなラーメンには出会ったことがありません。
 
 
最終的にはイタリアンの範疇の食べ物であって
 
ラーメンではないという結論に至ったのですけども、
 
食べている最中ずっと、
 
丼にスープと麺と具が入って、
 
レンゲでスープを吸い、
 
箸で麺を啜る食べ物はそれはラーメンなのであって…
 
と、頭の中がぐるぐるしているうちに完食していました。w
 
 
ラーメンとして味の感想を述べますと、
 
胡麻の風味以上にローズマリーの香りと苦みが先行し、
 
オーリオピカンテの辛みが鮮烈な、
 
苦味と辛味による超大人味な担々スープです。
 
きっとこれ苦手な人も多いと思います。
 
 
麺は全粒粉使用のコシが強い中細縮れ麺。
 
とろみのあるスープがよく絡みます。
 
 
具材は素材の味を生かしたものがほとんどで、
 
極薄い味付けしかなされていません。
 
 
ワインで煮込んだというチャーシュー、
 
低温調理のローストポーク
 
噛むほどに上質な肉の旨みが広がり、
 
それだけでメインディッシュを張れるクオリティ。
 
 
しかし、ラーメンにはバランス感も必要で
 
スープ、麺、具材の一体感を重視している私としては
 
この華々しい具材たちは
 
丼の中では浮いた存在に感じてしまい、
 
やはり、ラーメンとして考えると
 
イマイチしっくりこないんですよね。
 
 
具材は醤油でも味噌でも担々でも変わらないようなので、
 
soba alla 担々のスープが強烈過ぎて
 
具材との相性が悪かった可能性もあります。
 
 
次回はレギュラーメニューをいただいてみたいと思います。
 
 
 
 
配膳までの間、グラスワインをいただいてみました。
 
熱くなってきたとは言え、
 
キンキンに冷えた赤ワインは少々期待はずれでした。
 
 
ごちそうさまでした☆
 
 

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