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ラーメンと晩酌のブログです

支那ソバ 小むろ 【千葉県市川市末広】


支那ソバ 小むろ」

 ワンタンメン醤油+味付け玉子
 
千葉遠征2日目もまずは行徳へ。
 
駅南口から徒歩4,5分ほどでお店が見えてきます。
 
 
開店時刻を10分過ぎで店内満席、店内待ち3組。
 
カウンターとテーブル席があり、
 
1人客でもカウンターに空きがなければテーブルに通されていました。
 
厨房を見ているとラーメン作りも非常に丁寧なので、
 
回転の良さはあまり期待できないようです。
 
 
コンクリート打ちっぱなしの壁に、天井露出ダクト、
 
黒いカウンター、オープンキッチン、BGMはジャズ。
 
雰囲気作りも凝っている感じがします。
 
なんでも店主さんは元バンドマンでボーカルをやっていたとか。
 
時折ご常連と会話を交わしているところを見ると、
 
ご常連を大事にされている感じが伝わってきますね。
 
ホールの店員さんの対応も丁寧だし、
 
これでラーメンも旨いなら言うことないでしょう。
 
 
さて、こちらはワンタンメンが人気のようなので、
 
ワンタンメン(880円)に味付け玉子(100円)をオーダーしました。
 
 
 
ルックス的に「八雲」の系統かなと思いましたが、
 
後で調べてみると「たんたん亭」系のようですね。
 
いずれも支那そば、ワンタンメンが人気の老舗で、
 
特にたんたん亭は多くの系列店を輩出しており、
 
こちらの小むろはたんたん亭の弟子の弟子、
 
すなわち孫弟子にあたります。
 
 
鶏出汁に魚介昆布野菜を合わせたバランスの良いスープは、
 
醤油の色合いが強いですがタレの主張も控えめで優しい味わい。
 
綺麗にまとまっていて上品な仕上がりです。
 
 
注目なのが麺茹での所作。
 
おもむろに鍋に数人分の麺を入れると、
 
箸と平ざるを巧みに使い、
 
1人分の麺をきれいにそろえて2つ折りに畳みそのままスープの中へ。
 
これも修行先の技なんでしょうか。
 
麺自体は自家製のようで店内に製麺機が見えます。
 
角切りの中細ストレートでコシが強くて旨いですね。



 

ワンタンの餡は生姜が効いていてジューシー。
 
皮はふわふわです。もちろん手造りでしょう。
 
チャーシューはモモとロースの2種。
 
小ぶりながら肉の旨みが凝縮されています。
 
味玉は半熟で甘い味付け。
 
海苔、メンマ、ネギも抜かりなし。
 
 
強いインパクトはありませんが
 
職人の心と技を感じ取れる一杯でした。
 
ごちそうさまでした☆
 
 

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