「来々軒」
カントンメン+炒飯
弘前市茂森の老舗大衆中華食堂、
来々軒におじゃましました。
さほど広くない店内は老若男女で今日も満員御礼。
昼から中華でビールのお父様方がうらやましいですな。
さて、
今日はちょっと贅沢をして
カントンメン(700円)と炒飯(600円)を注文しました。
絶妙なタイミングでカントンメン→炒飯と配膳。
3代目店主と4代目の無言ながら息のあった連係プレイ。
3代目奥様のちょっとぶっきらぼうな接客もご愛嬌。
絶妙な酸味が後を引く、さっぱり味の五目餡。
口に入れると大蒜、生姜、胡麻油の香りが広がります。
具材はシャキシャキの野菜と木耳がたっぷり、
筍の風味も良いし、豚肉の旨みもしっかり出ています。
入っていると何となく嬉しいのはうずらの玉子ですね。
何より餡を絡めた自家製麺が最高。
餡が溶け込んだスープも旨い。
玉子たっぷり、チャーシューたっぷりでふわっふわの炒飯。
薄味仕立てでご飯の甘味、具材の旨みを味わえます。
そのままガツガツかっ込むのはもちろんですが、
お行儀が悪いって言われてもやめられないのが
スープ炒飯。
レンゲですくった炒飯をラーメンスープにドボン。
丼の中に炒飯を入れるのではありません。
それだと米粒がバラバラになっちゃいます。
レンゲの上に一口大のスープ炒飯を作るのです。
ふわふわ食感の炒飯がスープと共にさらっと解ける感覚は
間違いなく病み付きになります。
カントンメンのとろみと酸味がまた絶妙に
炒飯と合うんです。
お腹いっぱいになりますが、
この炒飯にミニサイズは不要。
まずは熱々ホクホクの出来立てをかっ込んで、
最後の〆にスープ炒飯を堪能する。
そのためには普通盛じゃないといけないんです。
ごちそうさまでした☆
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