飲まずにやってられっか。

ラーメンと晩酌のブログです

酔処たがし


「酔処たがし」

 
弘前市和泉の酔処たがしにおじゃましました。
 
店主の名前が「たかし」さんで、
 
津軽弁で訛ると「たがし」です。
 
 
たがしの「が」は「ga」で
 
鼻濁音の「nga」ではありません。
 
 
「たけし」が訛った「たげし」も
 
同じく鼻濁音で発生すると違和感があります。
 
 
「たげ(たんげ)=とても、たくさん」に代表される
 
津軽弁は鼻濁音が多いイメージでしたが、
 
名前のような固有名詞は鼻濁音にならない、
 
あるいは、
 
「ねこ」→「ねご」のように
 
「カキクケコ」が訛ったあとの「ガギグゲゴ」は
 
鼻濁音にならないなど、
 
何か規則性がありそうです。
 
 
 
前置きが長くなりましたが、
 
駅裏飲み屋開拓で
 
いい店を発見してしまいました。
 
 
弘前駅城東口からだと歩いて15分くらいでしょうか、
 
松ヶ枝のローソンを曲がった小路に面した場所にあります。
 
普段この道を使わないので今まで気づきませんでしたが、
 
3年前からこの場所でお店をやっているそうです。
 
 
知人から教えていただき、
 
電話で予約してから伺いました。
 
 
ガラガラと引き戸を開けると、
 
この日は団体さんのお客さんが入っていたらしく、
 
カウンター6、7席とテーブルが3卓のこじんまりとした店内は
 
私達でちょうど満席。
 
店主さんとバイトの女性の2人で切り盛りしているようですが、
 
流石にこの人数はきつかったようで忙しそう。
 
 
 
さて、相方も到着したところで
 
まずは生ビールで乾杯。
 
 
ドリンクメニューはなかなか豊富で、
 
ノンアル、チューハイ、ホッピー、ワイン、日本酒、焼酎など
 
ラインナップも飲んべのツボを押さえています。
 
価格もリーズナブルですね。
 
 
お料理は事前に金額を伝えお任せでお願いしました。
 
店に着いたときには既にセッティングされていて、
 
あとは食うだけ飲むだけと旅館の宴会場に来たかのよう。
 
キラキラした美味しそうな肴を目の前に
 
否が応にもテンションは上がります。
 
 
 
 
今年初ナマコ。
 
何でも「初」は気分が良いですね。
 
菊ともみじおろしが添えられ彩りもばっちり。
 
しょっぱめの味付けに酒が進みます。
 





 
脂がのった戻り鰹はポン酢で。
 
みょうがとスライス玉ねぎを添えて
 
さっぱりとサラダ感覚な一皿ですが、
 
鰹が旨くて十分主役を張れるレベルでした。
 
 
 
 
手前のお刺身もさることながら、
 
奥の牡蠣が凄い!
 
 
全く臭みはなく、シルキーでトロリと濃厚な食感。
 
思わず、これ、なんか注入してる?と聞いてしまったほど。
 
今まで食べてきた牡蠣は何だったんでしょうかね。
 
海のミルクと呼ばれる所以が分かりました。
 
 
余りにも衝撃的な牡蠣だったので、
 
店にある牡蠣を全部くれ!w
 
ってお願いしてみたところ、
 
残念ながら人数分で売り切れでした。
 
 
 


魚も旨いが肉も旨い。

 
牛サーロインが単品で1000円とお得ですが、
 
コースじゃないと魚ばっかり注文して
 
肉はスルーしていたと思うので、
 
今回はコースにして良かったです。
 
 
 
 
アブラガレイの煮付け。
 
甘くなくさっぱり辛口な煮付け方がよく合っていました。
 



 
タツ天はこの前いただきましたが、
 
タツ刺しは今年初。
 
改めて冬の訪れを感じます。
 
これから新酒もでてくるし、
 
旨い魚と旨い酒を燃料に厳しい冬を乗り切りましょう。
 
 
コースのお料理にご飯物はつきませんでしたが、
 
こちらはお寿司もやっているそうで、
 
注文すれば握り、巻物、ちらしなど
 
単品でもコースでも対応してくれるそうです。
 
またおじゃまします。
 
 
ごちそうさまでした☆
 

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