飲まずにやってられっか。

ラーメンと晩酌のブログです

ます酒


「ます酒」

 
弘前市駅前町のます酒におじゃましました。
 
ちょうど虹のマートの裏手にあります。
 
暖簾をくぐるのに勇気がいりましたが、
 
ついにそのディープな世界に足を踏み入れることができました。
 
 
以前はご夫婦でやられていたようですが、
 
現在はご主人が亡くなられておかみさん一人。
 
ご常連さんは皆、母さん、かっちゃ、ばっちゃと
 
親しみを込めて呼んでおられます。
 
 
飲み物はおかみさんに注文すると運んでいたただけますが、
 
食べ物は入り口近くのガラス棚から
 
自分で選んで勝手に持ってくるセルフ式。
 
ご常連のおじ様が、一見の私に丁寧に説明してくれました。
 
 
カウンターには新聞紙やら
 
飲みかけのボトルやらが雑多に置かれております。
 
甘栗、氷砂糖はおかみさんのおやつみたい。
 
 
さてと、
 
「まず、ビール下さい。」
 
ガラス棚の下にある発泡スチロールから
 
おもむろにビールを取り出し
 
コップと共に「はいよ」と私の前に。
 
 
氷水でキンキンに冷された大瓶。
 
 
最高に旨い!
 
これぞ瓶ビールの醍醐味。
 
因みにキリンとアサヒもございます。
 

 

 
ガラス棚から
 
蛸刺し、ふきの炒め煮、こごみの和え物をチョイス。
 
それぞれ値段は不明。
 
しょっぱめの味付けが酒とよく合います。
 
蛸も旨い。
 
お隣さんのが食べていたウドの天ぷらが美味しそうでしたが、
 
売り切れでした。
 
新しく揚げてはくれないみたいですね。
 
 
お母さんは常連さんと同じテーブルに座り、
 
ナイター中継を見ています。
 
大の巨人ファンなんだそうだ。



 

酒は高清水本醸造
 
一升瓶も発泡スチロールの中から登場しました。
 
升でしっかり正一合。
 
使い込まれた升に店の歴史を感じます。
 
升にこぼしながらキューっと一口。旨いなー。
 
 
 
おじ様方の夜は早く、
 
ナイターの終わる時間にもなると店内は寂しくなってきました。
 
23時まで店はやっているそうですが、
 
いつも口開けは賑やかで、21時くらいになると
 
ちらほら一人客がくるくらいなんだそう。
 
 
まるで親戚の家で飲んでいるような、
 
居心地の良い居酒屋でした。
 
お勘定は一人2000円もあれば十分。
 
またおじゃまします。
 
ごちそうさまでした☆
 
 
 

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