濃口煮干し+煮たまご
弘前市山崎の
「麺屋 たか木」におじゃましました。
7月上旬にオープンした新店です。
聖愛中高グラウンドの近くの、
「粉匠屋」というお好み焼き屋があった場所ですが、
メインストリートからは遠く、
りんご畑に囲まれた学生や地元住民以外は馴染みがないだろう土地で、
よく新規オープンに踏み切ったものだと思います。
注文は食券制。
メインメニューは
濃口煮干し、背脂煮干し、
煮干し中華、豚骨煮干しなど。
この券売機、メニュー構成、
どこかで見たことあるなと思ったら、
「中華そば☆☆」を引き継いで営業していた
あの店じゃないですか。
しっかりと見ることができませんでしたが、
店主さんも同じ方のような気がします。
濃口煮干しを太麺でいただきました。
さて、どうしたものでしょう。
前回感じた不安要素が全て払拭され、
全盛期の☆☆を思わせるクオリティ。
☆☆とは関係ないと言っていましたが、
現ながれぼし店主とやっぱり繋がりがあるんじゃないかな。
煮干しのエグ味や苦味を抽出した香味油は、
最後まで熱々をキープし、臭みは皆無。
すっきりキレのある醤油の味わいや、
おそらく無化調であろう後味の良さも際立っています。
麺は多加水のもっちりとした太ストレート麺。
こちらも茹で加減が絶妙で、
遺憾なく麺のもつポテンシャルを発揮していました。
全てのメニューで細麺、手もみ麺も選択可能ですが
太麺が一番旨いんじゃないかな。
チャーシュー、ネギ、メンマ、
煮たまごの仕上がりも悪くないし、
この内容ならコストパフォーマンスも十二分だと思います。
どうしても☆☆の二番煎じという印象があるため
新鮮味に欠けるというのが正直なところですが、
ベースをしっかりと維持して
徐々にオリジナリティを磨いていって欲しいですね。
またおじゃまします。
ごちそうさまでした☆