「酒場 門」におじゃましました。
創業７０年。
国分町の顔とも言える老舗のバーです。
一次会が終わり、めずらしく上司が
バーで一杯やらないか。
ということで、上司行きつけの
メトロポリタンホテルのバーに向かうも
結婚式の２次会かなんかで貸切。
それではと、
こちらのお店に電話を入れてみましたら
快くＯＫを頂きまして、
仙台駅前からタクシーで国分町へ。
華やかな国分町の一角に、
昭和のスナックを思わせるようなレンガ壁と
「陶酔の名所 酒場 門」と書かれたレトロな看板が目印。
年季を感じさせる木戸を引くと
がちっとお堅いオーセンティックバーというよりは
弘前の「BAR EL DORADO」を思わせるような
洞窟風というか山小屋風というか
遊び心を感じる店内になっています。
ドリンクメニューはありませんが、
おススメのカクテルや
フードメニューのポップは掲示してあり、
その中に「稲庭うどん」がありました。
バーなのにうどん？
旨いのかな？注文してみるか？
なんて遠慮なしに大声で話していたら、
先客の注文を作り終えたマスターがこちらへ。
穏やかな中にも少々厳しさを感じる口調で
何かおつくりしましょうか。
と。
失礼しました。
酒場に来たのですからまずは酒ですよ。
では、１杯目にジントニックを。
上司は知多のハイボール。
後輩はマルガリータ。
なんだこれ。
ジントニックってこんなに旨かったっけ。
何が旨いのかというと難しいですが、
温度？でしょうか。
冷たいのに冷たすぎないんですよ。
寝起きの白湯みたいにスーッと落ちていきます。
言い過ぎか。
まあ、いずれにせよ、
今まで私が旨いと思っていたジントニックとは別物です。
お通しは乾きものとローストビーフ。
ショートカクテルも抜群ですね。
シルクのような口当たり。
ジンの風味が際立っています。
好きなカクテル、サイドカー。
どこに行っても注文しますが
これもまた別格でした。
仙台の夜を締めくくるには最高のお店です。
またおじゃましたいと思います。
ごちそうさまでした☆
