「焼肉・冷麺 髭(HIGE)」
盛岡の冷麺はやっぱり旨いですよね。
スープも麺もこの辺の焼肉屋で食べるのとは全然違います。
その中でも冷麺の人気の高いお店が数店あり、
こちらの髭も代表的なお店です。
昼も夜も混雑必至と伺っていたため、
開店時間の30分前に到着しました。
駐車場は余裕がありましたが、
すでに10台ほど先客がおられ、
開店時には店頭に大行列ができるほどでした。
店内は明るく広々とした造りで、
1階にテーブル席と小上り席、
2階に座敷席があるようです。
この日は団体さんの予約が入っていたみたいで、
喪服を着たお客さんがぞろぞろと2階へ。
盛岡では焼肉店で法事会席をやるのでしょうか。
さて、目的は冷麺なのですが、
温泉宿の朝食バイキングで鱈腹食ったあとでも
肉を食わせろと煩い長男のリクエストで
上タンと中落ちカルビを注文し、
肉を焼きつつ冷麺の到着を待ちます。
上タンは新鮮で薄切りながらコリサクの歯ごたえ。
最近、カルビの脂が苦手になってきたので、
中落ちカルビくらいが丁度良いです。
そして、お待ちかねの冷麺が到着。
透明度の高いスープはあっさりな見た目ながら
これまで出会った冷麺の中では断トツレベルの
濃厚かつ複雑な旨味が怒涛の如く押し寄せてきます。
甘味も強く、そこは好みが分かれるところかもしれません。
辛味(カクテキ)は別盛りで自分で辛さを調整するスタイル。
このカクテキは単独で食べても非常に旨い。
もちろん自家製でしょう。
ある程度辛くなったところで
卓上のお酢を入れるとまろやかな辛さを楽しむことができます。
麺は一般的な盛岡冷麺とは少々異なる柔らかめの食感。
柔らかいといっても冷麺独特のコシと弾力はしっかりとあり、
冷麺の麺って硬いな、って思っている方でも
きっと美味しく食べることができる麺だと思います。
小ぶりながら存在感が光る牛チャーシュー。
果物やきゅうりも旨い。
これは並んででも食べたくなりますよ。
またおじゃましたいと思います。
ごちそうさまでした☆