「八甲田食堂」
特製煮干中華そば
弘前市桶屋町の八甲田食堂におじゃましました。
平川市出身のラーメン研究家である石山勇人氏のお店です。
観桜会も始まった土曜日の夜、
鍛冶町で〆ラーを求めて彷徨うも
数件満席のためにフラれて
八甲田食堂にたどり着きました。
店内にはラーメンを食べているお客さんが１組。
まだまだゴールデンタイムでしたけど、
店員さんも目につく限り石山氏を含め２名と
週末夜にしてはかなり寂しい状況です。
メニューは開店当初から若干変更されており、
前回いただいた鶏出汁に生醤油仕立ての
「醤油らーめん」がなくなって、
煮干出汁メインの構成になっていました。
「煮干らーめん」が煮干と動物系のダブルスープで、
「煮干中華そば」が煮干メインのあっさりスープ。
メニュー名だけみるとちょっとわかりにくいですね。
今回は煮干中華そば（６００円）を「特製」で注文。
特製は＋２００円でチャーシュー１枚と味玉がトッピングとなります。
どストレートな煮干中華。
煮干と醤油。って感じ。
よく言うと素朴で家庭的、
悪く言うと私でも作れそうなスープです。
麺は津軽の煮干中華には珍しいタイプの
ぱつっと硬めの中細ゆる縮れ。
食感と香りが良く、
単調なスープを麺で食わせる感じですね。
大判チャーシューはしっとりした肩ロース。
味付けが薄くて肉の味はよくわかりますが、
このラーメンの具材とするならもっと味が濃い方が好みかな。
味玉は甘すぎ。砂糖甘い。
一方でメンマの味付けは甘さがなく硬派な醤油味。
うーん。
迷走している感が半端ないですねえ。
どうやら最近、新しいラーメンメニューも登場したらしいですし、
これで居酒屋としてもやっていくとなると正直心配です。
ごちそうさまでした☆
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