「菊すい」
盛岡遠征の夜は、南大通りの菊すいにおじゃましました。
老舗の焼きとん屋です。
思いのほか午後の日程が押して、
店に到着したのは20時過ぎになってしまいました。
菊すいの文字が記された赤ちょうちんに縄のれん。
呑兵衛の心をくすぐる外観です。
狭いカウンターに先客2組4名。
20時にもなると空いてくるんでしょうね。
早い時間は入れないこともあると伺っていましたが、
余裕で座れました。
いらっしゃーい。今日はほとんどないよ。
と笑顔で迎えてくれたおばちゃん。
いつもこの時間になるとやきとんはタネ切れになるんだそうだ。
お新香もないとさ。
まあ、せっかく来たのに食べて帰らないわけにいかないのです。
とりあえず赤星で喉を潤すとしましょう。
っぐはーーー!
クソ暑い中この一口のために水分制限した甲斐があった!
やきとんメニューは
うら肉、タン、ハツ、レバー、こぶくろ、しろの6種。
全て一本120円だったかな。
でもって、うら肉とレバーとこぶくろが売り切れだって。
じゃあ、残っているやつ全部1本ずつタレでね。
とお願いしたらおばちゃん、
冷蔵庫をごそごそして、
レバー2本だけあったけどどうする?って。
そりゃもちろん食べるに決まってる。
一本の串が大きく、すべての串に「ねぎま」になっていて、
しっかりと火を入れてあるのでレア感が少なく
歯ごたえを楽しめるやきとんです。
炭火で香ばしく焦げた濃い味甘辛のタレが良いですね。
お酒は盛岡最古の酒蔵「菊の司」の本醸造。
いつもは受け皿にこぼしてついでくれるみたいですが、
受け皿がないない~っておばちゃん。
飲み終わった流しの受け皿を洗えばいいじゃん!
って突っ込みたかったのですが、
結局、こぼさない代わりにコップ大きくしてあげた。
って、ビール用のグラスに注いでくれました。
コクのある辛口で飲みやすいお酒です。
でも、これで酔うと次の日きつそう。
新しく来る客もなく、
おばちゃん焼台をもう片付け始めてます。
今度はもう少し早い時間に来よう。
ごちそうさまでした☆
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