みそラーメン＋ねぎ
「中華そば 我が家」におじゃましました。
黒石市浜町にある同名老舗大衆食堂の分店です。
みそラーメン（８２０円）に
ねぎトッピング（８０円）と
ミニチャーシュー丼（２５０円）をいただきました。
濃厚な動物系白湯出汁に背脂が加わり、
弘前の「だるまや」を彷彿とさせる
こってりコク旨系の味噌ラーメンです。
麺は中華そばと同じ低加水の細縮れ。
湯切りしっかりシャッキリプリプリ食感で
スープや具材によく絡みます。
具材はコーン、もやし、ワカメなど。
ねぎ増しでさらに野菜感アップ。
表面を香ばしくローストした
とろけるバラチャーシューが絶品。
ミニチャーシュー丼。
サイコロ状のチャーシューにねぎとのり。
焦げた脂の香りと甘いタレでご飯が進みます。
マヨネーズはセルフサービス。
ごちそうさまでした☆
焼きそば
黒石市青山にある
「秋元食堂」におじゃましました。
創業４０年超の老舗焼きそば店です。
黒石警察署前からファミマのある交差点を過ぎ
右手にみえる紫の暖簾が目印。
簡素な店構えの小さなお店です。
店の前に立つと甘いソースのよい香りがします。
メニューは焼きそば、焼きそばオードブル、
つゆ焼きそばにドリンク類。
５００円の焼きそばをいただきました。
焼きそばは５種類のサイズがあり、
５００円が普通盛に当たります。
８００円は５００円の倍くらいあり、
丼に入って提供されます。
ちなみに、焼きそばオードブルは
他のおかずが入るわけではなく、
多量の焼きそばをオードブル用の
大きな盛り皿に入れたもの。
大家族やイベント向けの
テイクアウト用メニューだと思います。
三枚肉とキャベツだけのシンプルな焼きそば。
太めの平打ちストレート麺を使用しているのが
黒石焼きそばの特徴です。
つるつるもっちもちを通り越して
少し伸びたような食感の麺には、
ソースが絡むというより染み込んでいます。
ソースで煮込んだ感じです。
ソースは酸味控えめなマイルドな味わいで、
色合いは濃く見えますが
意外と薄味であっさりしていて食べやすく、
ソースよりも麺の甘味が際立ちます。
味変には卓上のスパイス一味がおすすめ。
グッとソースの風味が豊かになります。
麺が乾いてきたら追いソースもありですね。
ごちそうさまでした☆
海老味噌拉麺
弘前市富士見町にある
「えびそば金行 弘前店」におじゃましました。
昨年末にオープンした、
山梨発祥の海老味噌ラーメン専門店です。
短期間で全国各地に店を増やしているとあって
ある程度戦略的なフランチャイズ展開だと思っていましたが、
立地的にここ？という
弘高下にある学生アパートの１階空テナントに開業しました。
交通の便もそんなに良い場所じゃないし、
近くには玉三郎もあるし、
学生相手にするには少々お高いし、
オーナーさんはこの物件に何か縁のある方なんでしょうかね。
メニューは海老味噌、海老塩、海老トマトに
トッピングとごはんもの。
海老味噌拉麺（８９０円）をいただきました。
単品で８９０円は決して安くはありませんが、
相応の原価がかかっているだろう
濃厚芳醇なスープを飲んで納得。
香ばしい海老の風味を前面に出しつつも
臭みやエグ味は一切なし。
味噌のコクと甘味を上手く合わせていて、
紅生姜と海老そぼろ？を合わせた薬味が
良いアクセントになっています。
もし、
これがフランチャイズ店でしばしばみられる
セントラルキッチン方式のスープだとしたら
正直、驚愕の旨さです。
もとい、
レシピを買って自店でスープを作っているのだとしても
かなり完成度の高いスープだと思います。
かん水風味強めの中細低加水ストレートも◎。
パツンと少し芯を残した茹で加減で、
スープとの相性も申し分ありません。
替玉の設定があったので
麺量は少ないだろうと予想していましたが、
デフォルトでも十分満足できる量でした。
極薄の肩ロースチャーシューは
改善の余地があるでしょうか。
少し肉の臭みがでていました。
味噌ラーメンの選択肢がひとつ増えました。
ごちそうさまでした☆
大もり
弘前市城東中央にある
「手打蕎麦 竹くら」におじゃましました。
通りから奥まった場所にあり、
看板がなければ目立たない民家のようなお店ですが、
意外と店内は広々していています。
もり（７００円）を
大盛り（２００円）でいただきました。
天ぷらを揚げるのに時間がかかるようで、
先に天ぷらの注文が入っていると
配膳まで結構時間がかかるようです。
せいろにこんもりと盛られた手打蕎麦。
手切りにしても大分太さにばらつきがある蕎麦です。
異なった風味や食感を一度に楽しめるように、
敢えてそうしているのでしょうか。
しっかりとした歯ごたえがあり、
良く噛んで味わう蕎麦です。
鼻に抜ける蕎麦の甘い香りが堪りません。
一方で、
蕎麦汁はうすめの辛口でやや物足りなく感じました。
蕎麦湯はさらっとしたタイプ。
ラーメンは大盛りがきつくなってきたけど、
蕎麦は大盛りでも足りない。
ごちそうさまでした☆
中華そば
弘前市賀田にある
「石田食堂」におじゃましました。
旧岩木町にある老舗大衆食堂です。
テーブル２卓と小上がり２卓の
アットホームな小さなお店で、
女性店主さんが一人で切り盛りしています。
今回も、中華そば（６２０円）と
ミニカレー（４００円）をいただきました。
素朴ながらも独特の深みのあるスープに
少し柔らかめに茹でたアキモトの細縮れ麺。
醤油ダレがよくしみ込んで
脂身が飴色になったチャーシュー。
とても美味しくいただきました。
ところで、
岩木というと「いわき食堂」が有名ですが、
私は子供の頃からの石田推しでして、
百沢から移転したいわき食堂の盛況っぷりを横目で見ながら
ひそかに対抗心を燃やしていました。
たしかに、いわき食堂の中華そばは旨いです。
多少のブレはあっても
安定して高水準の中華そばを提供してくれます。
そこに１０回勝負を挑めば
１０回負けるかもしれませんが、
いい時の石田の中華そばは本当に旨いです。
ハズレの時との差が大きい分、
旨い時の感動が増幅されるだけかもしれませんが、
個人的には地域随一の中華そばだと思います。
ただ、
毎回ブレのない最高の一杯を提供していると、
そのうちみつかってしまって
気軽に入れない店になるかもしれないので
石田食堂は今のままでいてください。ｗ
ミニカレー。
豚肉と玉ねぎがたっぷり入って
もったりスパイシーなザ・食堂カレー。
これからも推しつづけます。
ごちそうさまでした☆
